即興演奏のブログ

CUBASE13の使用感

CUBASE12から13に変えて、マイクがよく音を拾うようになった気がする。そのような意味で、CUBASEでマイク録音した際の録音の音質が変わったというのが、特にピアノの即興演奏の録音用途として、CUBASE13を使ってみての大きな違いとして感じられる。

以前なら、演奏時に打鍵が弱すぎて、この音は小さすぎてうまく録れないだろうと思っていたような音が、小さいながらもはっきりわかる音として録れていたりする。そのように音楽的に有効な、マイクの音の拾い加減の質の向上であるように感じられる。

それは録音時の音量レベルがどこか内部的に上がったといったような話かといえば、そういったことは波形の形やメーターの数字に表れることなので、そこはいつもと変わらない感じの使用感や波形の見た目だから、音量レベル的な話ではないだろう。ミックスをしていて、音量レベルの処理の点で、作業的に変化点は見出せない感じだ。

機材側の設定は特に変化なく、アプリケーションのヴァージョンが上がっただけで、つまりソフトウェア側の変化だけで、まるで機材を替えたかのように、音の録れ方がずいぶん変わったと思うが、それを不思議に思いつつ、録音用途でよく使うCUBASEのヴァージョンアップによる機能的向上を実感している。